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アルゼンチンを代表する料理といえば、やはり“アサード”でしょう。これは、一種のバーベキューです。元々ガウチョたちが、野外で豪快に牛などの肉を焼いて食べていたのが、今では、レストランや家庭でも一般化したものです。バイキング料理でも、かならずこのアサードを焼いています。
アルゼンチンは、何しろ牛が人口の何倍もいるという、牧畜の国ですから、なんといっても食事は肉がメインです。アルゼンチンへ行けば、肉ばかりで、少食の熟年にはこたえるかな、と思っていましたが、このアサード、意外に食べやすいのです。
薪などを燃料に、網の上でじっくりと焼くのですが、その時脂が下に滴り落ちるので、脂分が抜けてあっさりした味になります。味付けも塩だけの、いわば塩焼きですから、日本人の口にも案外合うと思います。もっとも、あちらの人が食べる、500グラム以上はあろうかというような大きなのはとても食べきれませんが・・・。
レストランで
家庭でアサードといっても、ビフテキ同様、部位によって、フィレ、ロース、スペアリブなど、いろいろな種類があります。中でもおいしかったのが、モジェハという甲状腺のところの肉です。シコシコとして、焼き鳥の感じです。もっとも、1頭から余りたくさん取れないので、お値段は少々他よりお高いようですが。
その他の名物料理としては、モルシージャという血の腸詰め、チンチュリンという硬いするめのような細い腸などがあります。それ以外にも、たくさんモツ類がありますが、一番日本人が好きなのはチョリソというソーセージ。これをフランスパンに挟んだサンドイッチをチョリパンといって、若い人たちの大好物です。また軽いものとしては、いわゆるミートパイのようなエンパナーダスという食べ物もあります。
飲み物として有名なのは、マテ茶。日本茶に似ていますが、もっと苦い。独特の容器に葉を入れ、お湯を注いで、銀製のストローで、飲みます。順番にまわし飲みをするのが習慣です。苦いのや、まわし飲みが苦手な人は、ちょっと飲めないかも。

アサードのおいしい、La Caballerizaで