それでは費用は一体いくらぐらい掛ったでしょうか。わたくしたちは何しろ年金生活の身ですから、できるだけ安くという方針で行ったのですが、結果的には、次の表のように二人分で約72万円となりました。ただしこれには土産(自分たち用の買物を含め)の費用は含めていません。
航空運賃
23
宿泊費
26
生活費
23
72
当初はもう少し掛るだろうと思っていたのですが、できるだけ倹約したのと、何より大幅に円高になったのが大きかったと思います。計画の時点では90円台もしていたオーストラリアドルが、最後帰るころには73円程度にまで下がったのですから、これはまったく思いがけない幸運でした。
長期間外国に行く場合、両替の方法が費用の多少に大きく影響します。そこで交換レートの悪い現金での両替は最少限にして、大口の支払いはレートのもっとも有利なクレジットカードに、そして小口用の現金は銀行の国際口座(さくら銀行のキャッシュパスポート)から引き出したのも、コストダウンに役立ったでしょう。銀行の国際口座からは、キャッシュカードで簡単に引き出せます(もっとも最少限の英単語は覚えておく必要がありますが)。オーストラリアではCDがあちこちにあり、しかも24時間利用できるので、むしろ日本よりずっと便利でした。またクレジットカードも、スーパー始め、小さな商店でも使えます。
日本にいても、夫婦二人で一月20万円程度の生活費は掛りましょうから、実質的な出費は約50万円というところでしょう。これももっと安く上げよう(例えば滞在先を1個所に絞るとか)とすれば、さらに数万円は節減できると思います。
航空運賃
航空便は多少不便でもともかく価格が安い方がいいということで、旅行雑誌やインターネットで調べた結果、クアラルンプール経由のマレーシア航空に決めました。約カ月前に予約して、30日間オープン、メルボルンとパースのオープンジョーという条件で、往復一人68,000円という格安航空券を買いました(もっとも1カ月前くらいになると、さらに1万円ほど下がっていたのでちょっぴり口惜しい思いもしましたが)。メルボルンとパースの間の国内線も、アンセット航空の海外からの渡航者の割引を利用して、一人30,100円で買うことができました。なお上表の航空運賃には、空港利用料、出国税と空港までの往復のタクシー代・バス代(両方で合計約2万円)を含んでいます
宿泊費
宿泊先は、「宿泊」のページでご説明しましたような理由で3ツ星か4ツ星のコンドミニアムになったわけですが、それぞれの1泊当たりの単価は次のようです。いずれもウイークリー・レートが適用され、12泊の場合より割安となっています。

メルボルン パントヒル 1ベッドルーム 10 A$110
タウンハウス(2ベッド) 7 A$200
パース アーリントン・クエスト 1ベッドルーム 9 A$155

ただしタウンハウスは長男たちといっしょに泊まりましたので、1ベッドルームとの差額を長男が負担してくれました。結果として私たち夫婦の負担は、1泊平均でちょうど約1万円ということになります。
生活費
これには、食費、交通費、レンタカー代、ゴルフ代、観光料金、その他を含みます。1週間ほど長男たちといっしょに生活しましたが、その間の食費などの共通費用は折半しています。
向こうではできるだけ日本にいるときと同じ「ふだん着の生活」をするという方針で、日本での生活費程度に収めようと、ふつうの観光ツアーのときよりはだいぶ質素にしたつもりです。それでもゴルフに回も行ったり、ロブスターを何度も食べるなど、ふだんよりはちょっぴりぜいたくもしましたが、何しろ食料品を始め、物価が安いので、予想以上に少なくてすみました。
感じとして食料品の物価は日本の半分近く、公共交通機関は便利でしかも運賃は数分の一程度、ゴルフ代にいたっては十分の一くらいでしょうか。とにかくその点ではとても住みやすいというのが実感です。
ご参考までに、内訳の一部を紹介しておきます。

ゴルフ代 (延べ10ラウンド)28,838円(クラブレンタル代含む、内グリーンフィーは約 12,000円)
レンタカー代 (6日間)21,626円(うち3日間は大型車で、費用は長男と折半)
現地ツアー代 (2人分) 14,482円 (ピナクルズ4WDツアーの1回のみ)

その他いろいろな物価は、「食事」や「日記」の中でご紹介していますので、そちらをご覧ください。