2001年3月下旬、アルゼンチン旅行から帰る途中僅か3日間ですが、ニューヨークに立ち寄りました。ニューヨークは17年前に仕事で行ったことがありますが、今回は個人旅行で、ずいぶん久しぶりのことでもあり、まったくのお上りさん状態でした。

 ニューヨークの詳しい情報は、インターネットにもゴマンとありますが、初めて行かれる方のために、”お上りさん“が体験したおすすめ情報をご紹介しましょう。

1. ホテル
2. 空港との往復
3. 地下鉄
4. おすすめスポット  ―観光・食事・土産もの―



1. ホテル

 まずホテルの話から。ニューヨークのホテルというと、値段が高いので有名ですね。しかし、さすが市場主義経済の牙城、需給により価格が変動することも特長です。閑散期には、思いきったプロモーション価格も出ますから、丹念に探せば、著名なホテルの思わぬ安値を拾うこともできます。そして、インターネットはその有力な武器です。

 ホテルを選ぶ場合、まず観光のガイドブックなどを参考にされると思います。しかしガイドブックなどでは、タテマエ的な情報しか載っていません。知りたいのは、ホンネ、すなわち口コミ的な情報でしょう。そこで役立つのが次のサイトです。ニューヨークの各ホテルに実際に泊まった人たちの体験談を読むことができます。

「ニューヨークのホテル」(日本語)
http://www.nylovesyou.com/hotel/top.htm

 ホテルの候補が決まったら、次にそのホテルのHPにアクセスしましょう。たいていのホテルはHPを持っていますから、YAHOOなどサーチエンジンで検索すれば見つかるはずです。そうすれば、シーズン割引、インターネット割引などの価格情報が見つかる場合もあります。幸いリーゾナブルな価格が見つかったら、そこから手軽に予約もできます。

 ホテルの公式サイトでは、標準価格しか表示されていない場合は、次のサイトでディスカウント代理店によるプロモーション価格を探しましょう。予約もできます。

「hoteldiscount!com」
http://www.180096hotel.com/cgi-bin/pickcity?SID=UNF&LKF=UNF

 こうして探して、私たちは次のホテルに泊まりました。

「The Shoreham」
http://www.shorehamhotel.com/

 場所は5番街と6番街の間、55丁目、あのティファニーにも2、3分の近さ(私たちは前を通り過ぎただけでしたが)、という買物にも観光にも便利な場所です。短期の滞在なので、ローケーションを第一に選びました。

 92室という中規模なホテルですが、ブティックホテルと銘打っているだけあって、なかなかオシャレなホテル、女性にはきっとお気に入ると思います。泊まっている人もファッション関係者が多いとか、いわゆるスノッブな感じの人たちが多く、われわれ熟年のお上りさん夫婦はちょっと浮き上がった存在だったかもしれません。    
 部屋はDELUXE Queen Bedで、場所柄の割りには広さもまずまず、CDやビデオの設備もあり、ブエノスアイレスで買ったタンゴを早速聴きました。トップシーズンの標準価格は$375もしますが、冬季割引(3/31まで)をギリギリ有効に使って$175(税別)で泊まることができました。(^_^.)
                                                   
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2. 空港との往復

 個人旅行の場合、案外厄介なのが、空港とホテルの往復です。タクシーを使うのがもっとも便利ですが、空港によっては、ずいぶん高くついたり、悪徳ドライバーに当たる危険性もあります。とくにブエノスアイレスでは、現地の人でもタクシーを敬遠するほど悪評が高く、旅行者にはとても不便でした。

 その点、ニューヨークでは、JFK空港からマンハッタンまでの料金は一律$30と決められており、所定のタクシー乗り場から乗る限りは、安全のようです。しかし私たちは、「二人なら、シャトルバスの方が安いよ」との知人のアドバイスで、シャトルバスを利用することにしました。

 空港到着後、すぐシャトルバスのカウンターへ行き、申し込みますと、「20分待て」とのこと。やがて人数がまとまって、マイクロバスに乗り込みます。相客は、いずれも一人旅の3人の白人青年。彼らが泊まる下町のホテルを廻って行くので、ずいぶん時間が掛かりますが、ついでに市内見物と思えば、これも悪くはありません。

 料金は直接ドライバーに払いますが、一人$15。荷物1個につきチップ$1と聞いていたので、二人分$32を渡したら、「サンキュウ」と返ってきました(これに「ベリマッチ」が付くと多め、さらに「サー」が付くと払い過ぎ、無言だと不足、というのが私流のチップの多寡のチェック方法です)。タクシーですと、$30に通行料、荷物代、15%のチップを加え、$40強になるとのことです。

 帰りは、4月1日ラガーディア空港、6時59分発のフライトです。早朝なのと、ちょうどその日の午前2時からサマー・タイムに切り換えという、慣れない日本人にとっては紛らわしい時間なので、早くから確実に予約できるリムジンカーを頼みました。

 ニューヨークには、日本語で予約できるリムジンサービス会社が2、3社あります。英語での電話に自信が持てない私にとっては、これは助かります。到着早々、その一つ、New York Kokusai に予約を入れました。

 当日朝5時(前日までの4時)に予約しましたが、10分前に玄関を出るともう待っていました。日曜の早朝とあって、ラガーディアまでは20分足らず。料金は、チップ込みで$45.5でした。全部カードで支払えますので、このためのドルを残している必要はありません。タクシーに比べれば若干高いですが、歳をとるととかく心配性になるので、安心料と思えば、安いものでしょう。

ニューヨークのリムジンサービスについての口コミ情報は、

http://www.nylovesyou.com/faq/genaral/05.htm

世界の各空港の情報は次のサイトで・・・。ターミナルの地図や、都心までの交通手段と料金、所要時間の説明があり、たいへん便利。

「Airports of the World」
http://www.hotelstravel.com/airports.html

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3. 地下鉄

 ニューヨークを歩き回るのに便利なのは、やはり地下鉄ですね。あれだけの広い範囲を$1.5で行けるし、渋滞もありません。かつては、危険といわれましたが、治安も回復してきた昨今は、21時以降を避ければ大丈夫と聞きました。名物だった落書きアートも、日本製のステンレスカーの導入で、少なくなりました。

 そこで早速地下鉄を利用しました。昔と違って、ここも「メトロカード」が導入されていますが、自動販売機は難しそうなので、窓口で買うと、やはり昔ながらの”トークン”をくれました。知らないと、お釣りの硬貨と思いますね。
metrocard.jpg
 次の日は、一日乗りまわすつもりで一日券を買うことにしました。$4で1日乗り放題ですから、ずいぶん経済的です。そこでまた窓口で、「ワン・デイ・チケット」というと、電話中の窓口のおばさんが、自動販売機の方へ、顎をしゃくります。

 止むなく機械の前へ行って、まず日本式に紙幣を入れようとしたら入りません。ゆっくり観察したら、液晶画面に”START"という文字がありました。それをタッチすると、まず言語の選択の画面が出ます。さすがは多民族都市、英語、スペイン語、フランス語、東欧らしい(?)言語と並んでいます。その後他の駅でも試してみると、中国語や韓国語が出る場合もありました。日本語も出ることがあるらしいですが、生憎お目に掛かりませんでした。

 そこで英語を選択して、試行錯誤しながら、やっと一日券のカードを手に入れました。日本のように、二人用、三人用のボタンはないので、二人以上の場合は同じことを繰り返さなければならないようです。

 さて次に改札機ですが、日本と違って、細長いスリットに、カードをスライドさせる方式です。しかしこれが、感度が鈍いのか、なかなか難物なのです。

 私はすっと中へは入れたのですが、妻は何度やってもダメ、機械を変えてもダメ、私のカードを手渡してやってもダメ。立ち往生していたら、若い女性が、自分の後ろにくっつけと、手まねをします。そして二人一度に通り抜けました。どうもこういうことは日常茶飯事であるらしく、ニューヨークっ子の生活の知恵ですね。

 次の駅で、今度は妻を先に入らせ、私が入ろうとすると、今度はこれがダメ。同じように何度もトライしているうちに、2枚のカードとも「使用済み」の表示が出る始末。残念ながら、親切なお嬢さんも見当りません。止むを得ず、大枚$1.5で1回券を買って入りました。

 その次の駅で、文句を言ってやろうと思いましたが、その前に試しにやってみると、今度はすっといくではありませんか。その後は、1、2度引っかかったものの、何とか無事改札を通れるようになりました。地下鉄の改札をスムースに通れるようになると、ちょっとしたニューヨーク通といえるかもしませんね。メトロカードは冷やすとダメという説がありますが、本当でしょうか?

ニューヨークの地下鉄の路線図は・・・。

http://osamuabe.infoseek.livedoor.com/subway/mappage/nysubway.gif

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4. おすすめスポット  ―観光・食事・土産もの―

 私たちは僅か3日の滞在ですから、ポイントを絞って廻りましたが、その中でのおすすめのスポットをご紹介しましょう。

・ナイトツアー


 夜景が見たいが、夜人気の少ない場所へ出歩くのはちょっと恐い。そこでJTBのナイトツアー(料金:$45)に参加しました。ヒルトンホテルの横からスタートして、まずエンパイヤー・ステート・ビルへ。展望台から広大な夜景を楽しんでから、イースト川を渡って、ブルックリンへ。リバーサイドのバーで、ピアノ演奏を聴きながら、ドリンクを一杯(私は、「マンハッタン」としゃれ込みました)。
manhattan.jpg
 その後、夜景の最高スポット、ブルックリン橋の袂の、ブルックリン・ハイツ・プロムナードから、対岸のマンハッタンの夜景を楽しみました。ここからの夜景の写真は、絵葉書などで有名です。しかし三脚を持っていなかったので、残念ながら写真はボケてしまいました。

「Empire State Building」 (日本語バージョンもあり)
http://www.esbnyc.com/

・メトロポリタン美術館(日本語ガイドツアー)

 2日目の午前中は、雨だったので、メトロポリタン美術館に行くことにしました。毎週火、金の11時15分から日本語のガイドツアーがあるというので、それに参加しました。日本人の学芸員が、多くの展示の中から、数点の名作を選んで、案内をし、解説をしてくれます。

 日本の美術館でも、専門家の解説を聞く機会はめったにありませんので、これはおすすめです。しかも、$10の入場料以外は無料。時間は約1時間です。

「The Metropolitan Museum of Art」
http://www.metmuseum.org/

・グランドセントラル・オイスター・バー&レストラン

 アルゼンチンでの食事は肉が主体だったので、シーフードが食べたいと、ガイドブックを見て、グランドセントラル駅の地下にある、オイスター・バーへ行きました。何しろ夏の南米の帰りなので、冬の服装はセーターぐらいしかありません。ラフな服装でも大丈夫かなと思って行きましたが、まあ駅の食堂のノリで、安心しました。

 ここの特長は、メニューが豊富なこと。メニューは毎日書換えられますが、A3の用紙に手書きでびっしり。裏にはワインリストがこれも約百数十銘柄、その内約1/4はグラスでも注文できます。
oyster.jpg
 名物の生ガキは、産地別に何と35種類も並んでおり、どれを頼んでいいのかさっぱり分かりません。おすすめのものをと頼んだら、東海岸産と西海岸産の2種類を選んでくれました。カリフォルニア産の方は、なぜか”クマモト”という名前でした。

 たいへん気に入ったので、そのメニューを貰って帰り、ホテルで辞書を引きながら作戦を練り、翌々日また挑戦しました。お値段もまあまあリーゾナブルでしたが、さすがに駅の食堂並みとはいきませんでした。

次のサイトで、メニューも見れます。

「Grand Central Oyster Bar and Restaurant」
http://www.oysterbarny.com/

・MOMAショップ
moma
 
ニューヨークでは、もちろんブランド物などお土産には事欠きませんが、手頃な値段で、ちょっと変わった物をという場合は、このMOMA(近代美術館)の売店を覗いてみるといいでしょう。一流デザイナーのデザインによる日常用品などのオリジナルグッズが並んでいます。美術館の向かいにあり、美術館に入らなくても、立ち寄れますので、いつも観光客で賑わっているようです。
 
 MOMAグッズがオンラインでも買えます。

「MoMA Online Store」
http://www.momastore.org/is-bin/INTERSHOP.enfinity/eTS/Store/en/-/USD/Storefront-Start


 その他、ニューヨークに行かれる場合に、お役に立つサイトは・・・。

「N.Y. Loves You」
http://www.nylovesyou.com/

「ニューヨーク便利帳」
http://www.us-benricho.com/indexNY.php3


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