ミューズの方舟自作スピーカーコンテスト2002に行ってきました。
昨年と同じく、ワガママおやじさんと一緒に!

さて、スピーカーコンテストなるものに参加するのは初めてでしたし
音の違いがどの程度認識出来るのか不安でしたが、それぞれ特徴が出ており
楽しいものとなりました。
それでは各モデルと、私のしょぼい耳での感想をば。

リファレンス
CD:アキュフェーズDP-85
プリアンプ:アキュフェーズDC-330
パワーアンプ:アキュフェーズP-1000

1.白木康友さん「サイレンサー」


これは順々に開口が小さくなる仕切り板が中に入っています。
拳銃のサイレンサーと同じような構造だそうです。
後面解放のせいか、ボーカルが奥まり、ホールエコーが多く感じました。
思ったより低音は出てましたが、切れはいまいち。

2.上條雄二さん「メカサスコン」


見た目は単純な密閉型ですが、これがかなり手の込んだ構造です。
説明するのが難しいのですが、中に可動する仕切り板が入っており
裏板はRがついており、もちろん内部も円弧を描いております。
定位が明確で切れはそこそこ。低音は出ませんが、中高域がすんでいます。

3.脇田智さん「BOKUSHI TB-02」


トリプルバスレフです。
Fdを高めにとり、低音感をうまく引き出しています。
余計な音が出ず、聴感上フラットで低音も十分。
わざとらしい感じもなく、かなり気に入りました。

4.石田健一さん「アイアンハーフ」


後面解放のバックロードホーンです。
バッフルに真鍮プレート、開口部には鉄板を用いるという
超重量級です。(18Kg!)
分解能が高く、バックグランドノイズが明確に聞こえました。
詰まったところがなく、のびやかになります。
多少きらびやかなのは、バッフルの癖でしょうか。

5.前田高志さん「フェイス2」


梱包用バンドの芯の廃物利用で、実は紙で出来ています。
ただし、内部は鉛テープを貼り付けたりしてダンプしています。
上下の構造を工夫して、何台も重ねて使えるようにされています。
これが、また楽しい音でした。
オケとボーカルの分離が素晴らしく、音場感は最高だと思いました。
低音も思ったより出ており、J-POP用サブに欲しくなりました。

6.樫村幸三さん「何でも鑑定団 in 大井町」


見ての通り、ツボです。(笑)
最初、音場型で、上を向けて鳴らしていたのですが、途中で角度を
つけて鳴らしていました。
その斜めにした印象が良かったので、置き台でも作って真正面に
向けて鳴らしたいです。中音は一番きれいだと思いました。

7.田中博志さん「PINGA」


スリムタイプの後面解放バックロードホーンです。
スワンタイプのネックの弱さを解消させる目的もあるそうです。
切れがあり、いかにもというバックロードの音です。
ボーカルが良くなりますが、多少エコー感が有るような気がしました。

8.山越正朗さん「ブーツ」


もう、見た目で圧倒されます。形もさることながら、その仕上げが素晴らしい!
それもそのはず、ご本人は木工屋さんだそうです。
音も見た目にたがわず、圧倒的なスケール感で、低音十分。
音場感もいい!
ただ、あのホーンを駆動するにはユニットが非力という印象もあります。
108ES系で鳴らしてみたいボックスです。



おまけ:熱気あふれる会場の様子

さて、今回初めてスピーカー工作のイベントに参加したのですが、めちゃくちゃ楽しめました。
創作意欲を刺激されまくりです。