祝・10000HIT 記念企画
国産オオクワガタ・国産裏番長 十番勝負
第1戦 天翔(あまか)ける宇宙戦車 ティティウスシロカブト
あしゅら男色「ホーッツホッホッホッホッホ!いけい!!ティティウスシロカブトよ!!マックスハートを倒すのだ!!おまえのその美しい4本のツノ
で、ヘタレのマックスハートに地獄を見せておやり!!」
兜 遅漏 「おにいちゃん!!来るよ!!外国産甲虫だ!!見たことがない白いやつだ!!」
♪♪チャーンチャンチャチャーンチャンチャチャンチャチャンチャ〜♪♪(BGM:「Zのテーマ」)
兜 肛痔 「チロー!!どいてろ!!いくぜ〜!! マックスハート、GO!! 」
マックスハート ゴオオオオオオオオオオオオオオオ(小プラケースからせりあがってくる)
肛痔 「パイルダー!!オーーーーン!!」
ピギャアアアアン!!グオオオオオン!!!
肛痔 「いくぜ〜!!外国産甲虫!!国産オオクワガタの力を見せてやる!!」
第一戦の相手はモー虫初登場の白亜の鉄騎兵・ティティウスシロカブト!!美しい・・・・・。
なぜ白いのか・・・・・。アメリカ大陸の樹木の樹皮は白いのか。こんなんじゃ目立ってしょうがないんじゃないか?
シロカブの魅力はなんといっても色だが、もうひとつのティティウスのかっこいい所は前方に突き出た四本のツノ。
さあ、その四本のドリルでマックスハートを圧倒してやれ!!
ついにモー虫にシロカブが降臨!!
両者リングイン!!緊張が高まる・・・・・・。
突然の出撃に状況が飲み込めず、動かないマックスハート。
対するティティウスは、「敵」の出現を感じ、その小さなツノを突き上げる。
よし、行け!!出せ!!地獄の四連ドリル・デスカルテット・ドリルストームだ!!!
・・・・・・・おや?おお・・? このなつかしい動きは・・・・・・・・。またデジャブーが・・・・・・。既視感があるこの光景・・・・・。
一見やる気満々の動きでまたまただんだんと遠ざかっていくシロカブ・・・・・・。
「ルデキンや ああルデキンや ルデキンや」・・・・・一句できた。(芭蕉ばり。)
マックスハート、何もしないのに快勝!!
ツノを突き上げながら少しずつ離脱!!お〜い・・・
第二戦 ルンピニーの喧嘩王 ギデオンヒメカブト
鉄仮面「あしゅら様!!ティティウスが!!ティティウスが何の攻撃も受けていないのに撤退していきます!!」
あしゅら「なにー!!おのれマックスハート!!わたしのかわいい外国産甲虫を!!やってくれたな!!」
鉄仮面「いや、なにもされてませんが・・・・・。」
あしゅら(男面)「グハハハハハハ!!面白い!!ならば今度は全力で叩き潰してくれよう!!行けい!!伝説の巨神・ギデオンよ!!お前のその長いツノで、やつを噛み砕いてやれ!!」
あしゅら(女面)「ホーッツホッホッホッホッホ!おまえならやれる!!マックスハート、ここがあなたの墓場になるのよ!!」
ギデオン「ブシュウワワワワーッ!!シュー!!シュー!!」
ギデオンがリングイン!!マンディ十番勝負ではマンディブラリスを一撃葬。その実力は折り紙付き!!
まだ状況が飲み込めないかマックスハートは動かない!!
シュー!!怒りの咆哮を上げるケンカカブト・ギデオン!!
わずかにツノが触れ合う。
それに反応して、アゴを上に振り上げるマックスハート。
ササーーーーーーーッ・・・・・・。
おや?背を向けて疾風のように去っていくギデオン。
待たんか!!待て待てい!!おまいらしょっぱいんじゃ!!
開幕からこんな試合連発でどうするんじゃ!!せっかくの企画が盛り下がっ ていくだろ!!
仕切りなおそうかとも思ったが、もはやギデオンにやる気なし。
22回大会の2回戦で、ローゼンちゃんに超荒業・アルキデスも真っ青の甲虫 竜巻地獄・デスツイスターでブンブン回された後遺症だ。
ノオ〜・・・・ノオォォォ〜〜!!どんどん盛り下がっていく・・・・・・。
いいのか10000HIT記念企画がこんなんで・・・・。
ギデ、発動せず・・・・・。おお〜い・・・・・。
第三戦 怒りの獣神 ケンタウルスオオカブト
鉄仮面「あしゅら様!!ギデオンが!!ギデオンまでもが何もしないうちに撤退していきます!!しかも背中を向けてスタコラサッサと、全開での撤退です!!」
あしゅら「きいいいいいいいいいい!!おのれマックスハート!!よくも!よくも!!」
肛痔 「どうだ!!見たかあしゅら男色!!おまえの外国産甲虫、からっきしじゃねーか!!」
あしゅら「ホッホッホッホッ・・・・・。この程度でやられる虫など、あしゅら軍団にはおらぬわ!!」(いやいや、いまのところ全員その程度でやられていますけど・・)
あしゅら(女面)「ホッホッホッホッ・・・・・。出なさい、地獄の箱舟・ケンタウルス。おまえならマックスハートに勝てる。そうでしょう?」
あしゅら(男面)「いけい!!お前の二本の大ツノで、東京を火の海にしてやるのだ!!グワーッハッハハハッハハハ!」
ケンタウルス 「シュッシュッジュー!!」
・・・・ここでよりによってケンちゃんの登場かい・・・・・。
ギデオンでダメなのに、元祖・ルデキン二世のケンちゃんがここで登場!!企画にとって致命傷になるか!?
箱舟が波に揺られるように、えっちらおっちらとケンタウルスが登場。
ゴングが鳴る。
なんとケンタウルス善戦。お互い決め手がないまま、長時間戦闘に。
見ての通り、お互いゆったりとしたペースで攻め合う。
ケンタウルスは腰高で、相手の体の下にツノを滑り込ませるようなテクニックに欠ける。決まれば豪快に相手を引き剥がす破壊力があるのに、これはもったいない。
アフリカでは彼の相手を務めるような、ちょうどいいクワガタがいないのだろう。唯一のライバル(?ライバルというには強すぎる相手だな・・。)タランドゥスも腰高で、ヒラタやオオクワのような低い姿勢で攻めてくる相手と戦うことがないので、国産カブトやカルコソマのように頭を下げて戦うことをしない。
動きが遅いオオクワガタも手数が少なく、ひたすらこんな展開が動画6本分も続く。ケンちゃんは押されても回り込んでねばり、かなりしぶとさを見せてくれた。
ケンちゃん、見直したぞ。
最後はマックスハートのプリキュア・マーブルスクリュー・マックススパーク(技の名前長げーって・・・。)が爆発。ケンちゃんを場外葬。
第4戦 まぼろしの金色夜叉 ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ
シュトロハイム博士(死にそう)「・・・・・ローゼン・・・・・!お、おまえは へ へ ヘタレ虫ではない!」
ローゼンちゃん「えっ!?」
シュトロハイム「おまえは弱虫ではないのだ!!」
ローゼンちゃん「パパ!!」
チロー 「なんだって!!」
ローゼンちゃん「そんな!そんな! ウソでしょ!パパ!!」
シュトロハイム「うそではないローゼン。おまえこそ・・・・・おまえこそ」
シュトロハイム「最強の戦闘甲虫なのだ!!」
ローゼンちゃん「ええ!!」
―中略―
シュトロハイム「ローゼン、わたしの最後のたのみをきいてくれ・・・」
ローゼン 「ええ、パパ」
シュトロハイム「オオクワガタをたおすのだ。
オオクワガタをたおし、オニクワガタの優秀さを世界にみとめさせるのだ!!」
―また中略―
チロー 「やめろ!!ローゼン!!それを引き抜いたら、もうヘタレ虫には戻れないんだぞ!!」
ローゼン 「ありがとう、チロー。いままでやさしくしてくれて。
・・・・でも、オオクワガタとの戦いはやめられない!!
私に命をくれたパパのため! ・・・・・さようなら、昨日までのわたし・・・・・。」
キュイイイイイイイイイイイン!!
日本最強の甲虫・オオクワガタか!?
色虫界が誇る金色夜叉・ローゼンベルグか!?
いま、対決のときはきた!!
チロー 「いけない 戦わないでくれ ローゼン!きみが勝ったらぼくはおにいちゃんとマックスハートを失う!
マックスハートが勝ったらぼくは・・・・・ローゼン、きみを!! いやだ!!いやだ!!」(走るチロー)
・・・・いいかげんにしろ、というみんなの声が聞こえる・・・。
延々とどうでもいい話を続け、なかなか本題に入らないスタイルに磨きをかける私・・・・。(しかも「マジンガーZ」の原作本の、ドナウα1との戦いを描いた傑作編・「悲しみの蒼きドナウ」を読んでないひとには何がなんだか分からない展開・・・・。)
いやー、この話は本当にいいんだよね・・・・・。泣いたね、当時。
かっこよくて、せつなくて、もう原作マジンガーの最高傑作エピソードと言える。
この対決、実は元「ダメダメ四天王」対決である。
60を越えるモー虫ファイターの中で、全く闘志が感じられないワースト4が彼ら四天王である。
連戦連敗。ひたすら逃げの一手。そんな4人であった。(ほか2匹はルデキングとパリーオオクワね。)
しかし。ルデキングをのぞく3匹は、ある日、その隠された実力をあらわにする。
実は彼らは強かったのだ。
実は成虫として成熟が足りなかったのであり、羽化時期がわからないワイルドのローゼンちゃんや新成虫のマックスハートが戦わなかったのも無理はない。
最近の彼らは、信じられないような戦績を残している。
それも、「そんなことがありえるのか」と思えるような結果を残しているのだ。
今ここで両者の金星の内容を公開したい衝動に駆られるが、マジで凄い。
もちろんノー演出・ノーアングルだ。結果に影響をおよぼすような、変な操作はしていないし、動画&写真できっちり記録している。
(ああ・・・・・言いたい!!)
ダメダメ四天王という、どん底の評価から、アンビリーバブルな結果を叩き出す奇跡の虫へ。ここまで這い上がった両者の激突のときが来た!!
虫王本で「世界のクワガタの中で、5本の指に入るほど臆病で闘争心に欠けている」という最低の評価のローゼンベルグ。甲虫バトルの異種格闘技戦の草分けで、第一人者である虫王の本に書いてあることだけに重みがある。
たしかに臆病である。自分のことを信じていないというか、攻撃に移るまで非常〜〜〜〜〜〜〜に時間がかかる。いつまで〜ももぞもぞして、なかなか決定的な攻撃に移らない。
そして、突然、ガバーーーーッと攻撃に出る。これが速い。そして、攻撃をぶち込んだあと、自分も逃げ出すことが少なからずある。(笑)やっぱり自分を信じていないのだ。その攻撃自体は強烈なのだが、キメたあと、サーッと撤退してしまうのだ。勝敗があいまいになり、取り直しに・・・・。
動画が撮り難いことこの上ない。何の変化もないもじもじ画像でメモリーを消費させ、突然疾風のように突進。撮りにくいんだっちゅうの!!
オウゴンオニ、ラコダール、トカラっち、アルキデスが写真・動画撮りにくいワースト4か。
かといってローゼンが弱いか、というと、そうではない。強い。しかも凄く。いざ戦ったときのローゼンはまさに金色夜叉。
ギデオンをデス・ツイスターで振り回し、某ヒラタをジェット・アッパーで飛ばし、某最強虫(ヘビー級)をも跳ね上げて場外葬にするのだ。(ほかにも驚く金星多数)
気は弱い。が、ケンカは強い。というイカす男なのだ。
因縁の対決の幕が開く。
肛痔 「いくぞー!!ローゼンα1!!」
ローゼンちゃん 「こい!!マックスハート!!わたしのパパのほうが上だということを見せてやる!!」
グワアアアアアアアン!!ギャイイイイイイイン・・!!
と、盛り上がりたいところだが、食事中にムリヤリスタンバイさせられたローゼンちゃんはごきげんななめ。(アゴに付着している高タンパクゼリーがかわいい。)「なんなのもう!!プンプン」みたいな感じである。
かたや勝利を重ねてハイパー化しつつあるマックスハートは、やる気まんまん。
・・・・・・ああ・・・・・あああ・・・・・・・・。
ぶるうたす、おまえモカ・・・・・・。
気をつけろ ルデキン去って またルデキン おお、今度は交通標語がひとつできたぞ。
プンプン怒りながらどんどん遠ざかっていくローゼンちゃん。いや〜ん、やめて・・・・・。
因縁の対決で、テーマもあるのにこの超凡戦。みなの衆、許せ・・・・・・。
ローゼンちゃんもやるときはやるんです・・・・・。気が向かないとダメなんですよ・・・・・。
因縁の対決も制して、マックスハート、4連勝!!
なにすんのよ〜!!プンプン!!
第五戦 狂気のダルマ製造機 ダールマンツヤクワガタ セレベス亜種
鉄仮面 「あしゅら様!!ローゼンが!!ローゼンが!!なにもしていないのに撤退していきます!!」
あしゅら 「またしても 兜 肛痔め!!よくもわがかわいい外国産甲虫を!!」
鉄仮面 「いや、なにをされたわけでもないんですが・・・・。勝手に怒りながら帰って行きました・・・・・。」
あしゅら 「おのれ〜!!兜!!どうするか見ておれ〜!!
マイナー外国産甲虫・ダールマンセレベス亜種を出せ〜っ!!このままでは全敗に終わるぞ!!」
キュアアアアアアアアアアアン!!
あしゅら 「ダールマン!!たのんだぞ!!
おまえは比較的安価な虫相手にしか暴れられぬ・・・・・(脚を切ろうとするからね)
しかし、リングの上でのおまえの力はすばらしい!!
おまえのその力でマックスハートを産卵マットの下に沈めるのだ!!」
VS ティティウス(勝ち・塩)。 VS ギデオン(勝ち・塩)。 VS ケンタウルス(勝ち) 。 VS ローゼン (勝ち・塩)。
マックスハート4連勝!!しかし、その4勝中、3試合が塩試合。しょっぱすぎる対戦相手の連続で、十番勝負の価値も下がる一方のこの展開をなんとかせねば・・・・・・。
敵前逃亡など間違っても考えられぬ狂気の狂犬(by 教授)・ダールマンをここで投入!!
クワさんのご指名もあったダールマンは、マンディ10番勝負ではマンディを2連続秒殺。ついでにアトラスもコテンパンにして、その強さを満天下に示した。難敵の登場だ!!
前半、ハイパー状態になったマックスハートが押し込む!!リング側面まで追い込まれるダールマン。
連勝による勝ち癖というのは甲虫バトルにおいて、その虫の強さに大きく作用する。
序盤とは全く違う激しい動きでダールマンを追うマックスハート。
しかし、狂犬・ダールマンは強い。あの小さな体で、どうして強いのか不思議なくらいだ。
マックスハートの猛攻をしのぎ、オオクワ族のお株を奪う大雪山おろしが爆発!!逆転勝ち!!
ここで1敗目。と思ったが、どうもマックスハート、負けを認めていない様子。
たまにはセレちゃんのような例外もいるが、ドルクス類は潔いところがあって「負け」となればそれを素直にみとめて引き下がる性質がある。
ところがここでのマックスハートは、今の決着に納得がいかなかったか、まだやる気まんまん。
試合の8割を支配していたのだ、無理もない。
ダールマンのほうも物足りない様子で、相手を探している。
お互い望んでいる、ということで、それじゃあここでもう一番。
むしゃぶりつくように襲い掛かるダールマン。迫撃おしおき棒・デス・スロットル・ツインロッドが爆発!!
体勢を崩しながらも、マックスも反撃。
デス・スロットル・ツインロッドとプリキュア・マーブルスクリュー・マックス・スパークが正面衝突!!
吹き飛ぶダールマン!!つ、つええ!!今度はマックス逆転勝ち!!
飛んでいったダールマンは私が構えたカメラのストラップに空中ブランコばりに着地。(かわいい〜。)
両方とも強かった。
1勝1敗のひきわけ(?)でいいかな?
第6戦 ラオスの鉄腕獅子・アンタエウスオオクワガタ
さやかさん 「肛痔クン、大変よ!!マックスハートが街で暴れているの!!」
肛痔 「なに〜〜〜〜!!さやかサン、そいつはニセモノだ!!一体だれだ〜!!ニセマックスハートをあやつっているのは〜!!」
あしゅら男色 「ホーッホッホッホッ あしゅら男色。あしゅら軍団の司令官だ。 はじめてお目にかかるわね、兜 肛痔。でも、もう二度とお目にかかることはないと思うわ。」
「今日こそ死んでもらうのだからな。ハーッハッハッハッ!!」
ここで同じオオクワガタのラオスの鉄腕獅子・アンタエウスが登場。
本編ではまだ未登場だが、「モー虫動画館」での予告編・リノケロス戦でみなさんにはおなじみだ。
激しい闘志と、強いパワー、そしてオオクワ特有の高い防御力。オオクワにしてはスピードもあるほうだ。
デビューした第19回大会では恐るべき強さを発揮、有力選手を次々と撃破、ベスト4まで進出する活躍を見せた。
これはすげえ、文句なしの強豪虫だぜ!!
と私は喜んだ。
が、しかし・・・・・。
この大会の準決勝での負け方が悪かった。ハイパー化した某XXXXXに秒殺で吹き飛ばされ、それがトラウマに・・・・。
クワカブにとって、勢いや自信、気の持ちようというのは非常に大きい。
マンディブラリスやルデキングのように、この一戦を境に勢いが全くなくなるのである。
甲虫は基本的に同種同士、同種族同士の戦いに一番燃える。
直接的な競争者・ライバルであるからだ。
その武器も、戦闘スタイルも第一には同種間闘争用に進化しており、他の種族が多く生息する地域では他種と戦う機能とスタイルがそれに付加される。
カルコソマ、ダイオウヒラタ、ミヤマクワガタ、フタマタクワガタ。
それぞれの形状、戦闘スタイルを思い起こして欲しい。
まずは第一に同種間での戦いで勝つためのものになっていることに気付くであろう。
さらに言えば、ホソアカクワガタなどは、全く他種との戦いには通用しない形&戦闘スタイルに進化しているが、その形と戦闘スタイルは同種間の戦いに限って言えば、非常に有効だったりするのだ。
ここでマックスハートにぶつけることで、アンタエウスの魂に火をつけてやりたい。
ここまで、アンタエウスはオオクワガタと戦っていないだけに、火が付く可能性はある。
アンタエウスよ、燃えろ!!この戦い、お前が絶対有利!
アンタエウスの迫力満点の湾曲した大アゴは、自分より小さい相手に対して絶対的な防御力を発揮する。
ダイオウ以外のドルクスでは、この大アゴを有効につかまえることは難しいのだ。
左右に大きく張り出し、絶妙のカーブを描く大アゴを外側からロックすることは不可能。もし、家にオオクワガタとアンタエウスが居たならば、試して欲しい。オオクワガタやヒラタクワガタのアゴでは、アンタエウスのアゴをロックすることができないことに気付くであろう。
上からも下からもつかめない。
マックスハート、大ピンチ。
立ち止まり、威嚇するアンタエウスに対し、ハイパー化しているマックスハートはアグレッシブに攻め懸けるが、その絶妙なアゴの構造に阻まれ、その攻撃は全く効果を生むことができない。アンタエウスよりふたまわりも大きければ可能性もあろうが、アンタエウスより小さいマックスにとって、このアゴは攻略不能。
「アンタエウスのアゴの特異な形はこんな意味があったのか・・・・おもしれえ!!」感心する私。
しかし、自ら攻勢に出ないアンタエウス。
まだ火が付かないのか?同種間抗争にも燃えられなければ、お前にモー虫ファイターとしての明日はない。がんばれ!!
数回の攻撃の後、「普通の攻撃ではダメだ」ということを悟ったマックスハートは、攻撃方法を変える。
斜め差しだ。
国産オオクワガタ、パラワン、スマトラといった万能タイプの形状の大アゴを持つドルクスは、斜め差しでも十分にその力を発揮できるのだ。
逆にこのアンタエウスやダイオウのような、特定の目的に特化した大アゴを持つドルクスは、斜め差しを苦手とする。
斜めにアゴを差し合っての挟み合い。普通に考えれば体の大きい方が有利だろう。
しかし、ふところに飛び込まれたアンタエウスは狼狽。
自信を失って弱気になっているアンタエウスの弱点が露呈する。
逃げ出そうとするアンタエウスの動きに乗じて、一気に前に出るマックス。
勝負あり。
場外で大の字になり、脚をバタバタさせるアンタエウスを見下ろすマックス。
なんとこれで6戦5勝1引き分けだ。破竹の快進撃。
アン太、沈没!!
第8戦 冥界の騎士団長・ブケットフタマタクワガタ
ドクター獣蔵 「スイッチきれっ!! もうみたくない!!」
ブロッケン生尺 「はっ」 モニターのスイッチを切る。
ブロッケン 「あしゅらなんぞ せいぜいこんなもの。 このブロッケンめを お使いください。」
ドクター獣蔵 「だまれええええーーーーーーーっ!!貴様などあしゅら以下じゃ!!
もはや貴様らごときにまかせてはおられん!!」
ドクター獣蔵 「ブロッケンよ、わしの密書を持って鳴門海峡へいけい!!鳴門の渦の海底にすむ魔人に協力を頼むのじゃ!!」
ブロッケン 「鳴門海峡にすむ魔人とは?」
ドクター獣蔵 「ミケーネの闇の帝王の先遣隊・コーモン大公じゃ!!」
―中略―
コーモン大公 「わが妖外国産甲虫が歯が立たん国産虫などあるはずがない。
いでよ!!冥界の騎士団長・ブケットよ!!お前のデカい体と、フタマタに分かれた見事なツノで、やつを地獄に送ってやれい。」
ブケット 「グオオオオオオオオオオオオン!!キュイイイイン!!」
恐るべし、マックスハート。恐るべし国産オオクワガタの力。
ミドル級戦士の中でも小柄なマックスが、ついにはクルーザー級ともいうべきアンタエウスをも撃破。
ここはいよいよ、ヘビー級戦士を出してもいいだろう。
冥界の騎士団長・ブケット。 先代の「荒れ狂うカニの爪」ブケット1号をもはるかにしのぐ巨体。
フタマタクワガタの威信を取り戻すのはお前しかいない。
マックスとブケットの対格差は、ほぼ1,5倍。
人間なら、いや、すべての哺乳動物なら覆すことができないほどの体格差だ。
動物は、目線の高さで相手の強さを測ると言う。
なぜそうするかというと、彼らの世界では体の大きさ=強さだからだ。
同じ種類の動物なら、大きい方が強い。背が高いほうが強い。そういうことだ。
人間も動物であるから、多分にその傾向がある。
日頃は気が弱い人間でも、トラックやバスのような運転席が高い位置にある車を運転すると、急に気が大きくなって乱暴でマナーが悪い運転になったりするケースは、そういった動物的本能からくる「オレは強い」的勘違いからくる。
普段でも背が高い人間は、自分より小さな人間に対し、本能的に自分の方が強い、という幻影を見てしまう。
想像して見るといい。自分の身近な人間と自分が戦う姿を。
多分、格闘技の素養や経験がない人でも、自分より背が低い知人にケンカで負ける姿を想像することは難しいのではないか。「あいつには勝つ」ような気がしてしまうのではないか。
それはある意味正しい。大きな人間と、小さな人間が同じ練習、訓練をしたならば、小さな方が大きな方に勝ることは難しい。
それでは、強い小さな人と、普通の大きな人ではどうであろうか。
そんなケースでは車田正美や本宮ひろしの漫画が現実になってしまう。
私の地元には、某空手団体の軽量級の有名選手がいる。
その選手、ジムやトレーニングセンターで、イキがっている生意気そうな若者を見つけるとアルバイトを持ちかけるのだそうだ。
スパーリング・パートナーを5000円で。
相手は小さくて細い。そんな場所で目を引くほどイキがってしまうような若者は自分に自信がある者である場合が多い。
結果は悲惨なことになるらしい。
私はまだその選手に遭った(あえて表現は「遭う」ね。)ことはない。しかし、いや〜、謙虚って大事ですな〜、と思うのだ。
生意気、イキがり、デカい態度、自慢、高慢・・・・・。人間の驕りほど醜いものはない。
真に強い者、できる者はそんな態度は取らない。小気味良い話ではないか。
しかし、私も態度は謙虚、性格も温厚なのだが、顔が敵を作りやすい顔なので気をつけないと・・・・・・・・。(笑)
さて、マックスはブケットに勝てるか!?
オオクワは一説にはアゴの幅で相手の強さを測ると言う。また、フタマタやミヤマは、威嚇時の体の高さで相手の強さを測る傾向がある。
そのどっちの説を採ってみても、著しくブケットが有利。
場合によっては戦わずして撤退もありかも・・・・?!
がんばれマックスハート!!ここはマックスを応援する。
私は小さい方を応援する性癖がある。小さいものが大きいものを倒す、それが男のロマンだからだ。
ゴングが鳴る!!
ハイパー化したマックスハートが突っ込んでいく。
威嚇する騎士団長の足元に飛び込み、その脚を束ねに行く。
素晴らしい。
マックスには、相手のアゴの幅も、目線の高さも関係ないようだ。
柔道で言う諸手狩り・高速両脚タックル&締めの地獄連携。
引き剥がして相手を自分の上に乗せ、そのまま突っ走ればロング・ホーントレインの完成だ!!
しかーし!!やはりデカブケットは甘くない。
冥界の騎士団長の甲虫屠殺刑・ジ・エンド・オブ・フォーチューンが爆発。
その権力の終わりに、自国民に虐殺され、広場で逆さづりにされたムッソリーニのように、マックスハートも逆さづりにされ、ついに敗北。
強いブケット。
マックス、残念。ついに黒星がつく。
ちょっと体格差がありすぎたか・・・・・。
第8戦 VS またまた蘇える無敵の暴君竜・ジャワコーカサスオオカブト
肛痔 「マックスハートが・・・・・負けた・・・・・・。」
もみもみ博士 「たいへんじゃ!!新たな外国産甲虫が現れた!!」
ぬこぬこ博士 「それもとびっきり強そうなやつじゃ!!」
しこしこ博士 「さっきの戦いで大きなダメージを受けたマックスハートはもうこれ以上戦えない!!どうしたらいいんじゃ!!」
肛痔 「いや、いきます、博士!!行かせて下さい!!」 出撃する肛痔。
さやか 「肛痔クン!!」
弓教授 「無理だ!!やめたまえ!!」
―中略―
コテンパンにやられるマックスハート。
肛痔 「うわあああああああああああ!!マックスハートが!!オレのマックスハートが!! やられる・・・・・・・」
ジャワコーカサス 「とどめだ!!」
謎の声 「まてい!!」
ピシャーン ゴロゴロガラガラ・・・・・稲妻をバックに浮き立つシルエット。
♪♪だっしゅだっしゅ ダンダンダダーン だっしゅだっしゅ ダンダンダダーン♪♪
ジャワコーカサス 「ぐおーっ なんだ あれはっ!!」
肛痔 「あ、あれは・・・・・マックスハート?・・・」
オオクワ1号 「勇敢なる戦士・マックスハートよ。いまやすらぎのときがきたのだ。 これからはじまる大型外国産甲虫との戦いは私が代わろう。」
肛痔 「だれだ?あんたは!?」
オオクワ1号 「オレはグレート。グレートマックスハートだ!!」
次の相手は、この日のために急遽招聘したジャワコーカサスオオカブト!!
コーカサスもまた、クワさんからリクエストがあった対戦相手だ。
ところが、本番直前に「蘇える無敵の暴君竜」コーカサスUが突然死去。
これは大打撃であった。
コーカサス抜きで企画が成立するか・・・・・・。することはするだろう。しかし、ボルテージの低下は否めない。
私はコーカサスを探しに出た。
唯一、入手できたのがこのジャワコーカサスだ。
元気はいっぱい。しかし、頭に傷があり、フセツも1本欠けている。
普通なら買わないところだ。しかし、贅沢は言ってられない。招聘決定。
コーカサスは言うまでもないが強い。
めちゃくちゃ強い、と言っていいだろう。
まず、ミドル級の選手に負けることは考えられない。
精神的にもタフ。破壊獣・アトラスAをそのまま巨大化させたような感じだ。弱いわけがない。
赤子の手をひねるように倒された虫たちはトラウマを背負ってしまうこともしばしば・・・・・。
初代も、二代目も強かった。コーカサスにヘタレなし。
コーカサスである、という時点で、ハズレなし。どのコーカサスも好戦的で強い。
ヘラクレスにはハズレ・ヘタレもいるようだが、コーカサスに関しては、ヘタレなコーカサス、というのは見たことがない。
しかし、このコーカサス、モー虫の歴史の中で、ただ一度だけ、小さな虫に敗れたことがある。
その相手がマックスハートなのだ。
因縁の再戦。これはぜひお届けしたいところだ。
しかし、ブケットに惨敗してしまったマックスハートは戦意喪失。
コーカサスの前に置いても戦わずして逃げ出してしまう状態に陥ってしまっていた。
一度、敗走状態になったオオクワガタ類を再度戦わせるのは難しい。
マックスハートよ、よくやった。ここまでの成績は素晴らしいものだった。あとはアニキにまかせておけ!!
元祖オオクワガタ・オオクワ1号の登場だ。
体はミドル級とクルーザー級の中間サイズ。実績は十分。その力はマックスハートを上回る。
現在UP進行中の第7回大会では旋風を巻き起こし、私のオオクワガタに対する認識を一変させた功労者だ。
彼の活躍が、マックスハートらに道を開いたといっていいだろう。
鉄壁の防御と、絶大なパワー。小型ホーペイ。それが1号だ。
カルコソマはドルクス系と戦うのはあまり得意ではない。対格差は大きいが、ここは1号にもチャンスはある、とみた。
ゴングが鳴る。
初登場・三代目コーカサス、ハッスルハッスル〜!!
腐っても鯛、フセツ切れでもコーカサスはコーカサスか。
やはりケンタウルスやギデオン、ティティウスら、他のカブちゃんたちとはモノが違う。
戦い方が上手い。まずはキカイダーばりのダブルチョップ!!そして、立ち上がって頭を下げ、突き上げる。激しく。
頭の向こう傷は伊達じゃない!!百戦錬磨のあかしだったのだ。
あまりのハッスルぶりにさすがの1号もへきえきして撤退。
う〜ん、残念。ハイパー化しないとコーカサスには対抗できないか・・・・・。
今回は特別に、マックスハートが第20回大会の準々決勝で、二代目コーカサスを破った試合もお届けしよう。
オオクワガタがコーカサスに勝つこともあるのだ。
第20回大会 Aブロック決勝・マックスハート VS 二代目コーカサス (動画)
うお〜・・・・・・。マックスすげー・・・・・・。この時点でのコーカサスは全盛期ではないにしても十分な強さを持っており、これ以後の大会でも優勝を遂げている。そのコーカサスを場外葬。この金星は価値が高い。
第9戦 暗黒大陸の熱い風 タランドゥス
コーモン大公 「ぐわーっはははははははっはははは!!どうだ!わが闇の帝国・ミケーネの妖外国産甲虫の力は!!オオクワガタなど恐るるに足らず!!しょせんは国産。本物の高級外国産甲虫にかかってはこんなものよ!!」
あしゅら男色 「さすがはコーモン大公!!素晴らしい!!高級外国産甲虫の威力がこれほどとは!!さ、さ、早くグレートにとどめを!!」
コーモン大公 「ふっふっふっふ・・・・高級といってもブケットやコーカサスはまだかわいいもの。1800円や2500円相手にこんなありさまでは、この先はもっとキツくなるぞ。」
あしゅら男色 「ぐはははははははは!!手も足もでないようだな、グレートよ!!」
「ホーッホッホッホッホッホ!!あとはブロッケン、お前の仕事だ。」
ブロッケン生尺 「ふふふ まかせておいてもらおうかあしゅら。 おまえのような失敗好きとは違うからな。
行けい!!高級外国産甲虫の極めつけ、アフリカの黒い宝石・タランドゥス、出陣!!」
あしゅら 「おおおお・・・・・タ、タランドゥス!!タランドゥスか!!完成しておったのか!!恐ろしい・・・・・・。
後退をしらぬ、戦闘マシーン!!アレがあれば国産甲虫など問題にならぬ!!」
代表的な高価格外国産甲虫。その価格、安くても数万円を下らず!!しかも強さも折り紙付き!!アフリカの黒い宝石か!?
かつてバブルと呼ばれた時代に、70ミリを1ミリ越えるごとに10万円と言われた幻の国産虫!!国産の黒いダイヤモンドか!?
ついに雌雄を決するときが来た!!
さあ、いよいよ第9戦。
アフリカの黒い宝石の登場だ。
しかし、もう私は疲れてきた・・・・・。体調を崩し、どうにもこうにもならない身体を引きずり、どうでもいい話を書くのにも疲れてきた。
みなさまも読むのに疲れてきたことと思う。
今思えば、最初の企画モノ・「カブえもん十番勝負」はシンプルだった。
結果だけ伝えるにはそれで十分なのだ。
しかし、どうでもいい馬鹿話をついつい書いてしまうのは性分だろう。
お互いのため、ここからはシンプルにいこうかのう。
タランドゥスは、最近のモー虫ファイトにひんぱんに登場したので、あえて紹介することもないと思うが、強さと美しさ、かわいらしさ、そしてなによりもその不屈の闘志が魅力的な虫だ。
その闘魂は100点、後退することをしらないが、ダールマンやインターメディア、パラワン、セレちゃんのような狂犬ではない。
いきなり襲い掛かることはなく、まずは、戦いの儀式から始まる。
狼が遠吠えをするように、上空を向いて頭を上下させながら、「ブウウウウウウン ブイイイイイイインン・・・」と振動するのだ。
この試合でも、その儀式は行なわれた。
大地の怒り・ギアナインパルス。タラちゃんのその目線の先には故郷アフリカの澄んだ星空が見えているのか。
その姿は美しく、せつない。
甲虫ブームがなければ、お前がここにくることはなかっただろう。
甲虫バトルは罪であるという。それはそうかも知れない。
しかし、甲虫を飼うこともまた罪でもあるような気もするのだ。
昆虫採集、標本作り、飼育時の生餌の給餌はどうだろう。
昆虫や熱帯魚、小動物を趣味とすること、それもまた罪なのではないか。
もっとメジャーな趣味、釣りやゴルフはどうか。他の生き物たちの死がその遊びの前提条件だ。
平和そうなお菓子作りでさえ、数知れぬイースト菌たちを窯に放り込むことで成り立つのだ。
当然ではあるが、私はそれらの趣味に関して責めることはない。
責める資格は最初からないであろう。
もっとつきつめれば、人間が生きること、そのこと自体が罪なのだ。
私自身は「戦いとは喜びである」と思う。
人間は立場の生き物であるからそれを否定したがるだけで、実は動物の本能としての「戦う喜び」というのは確実にある。
TVゲーム、スポーツ、それらはすべて戦いの代償行為にすぎない。
ホームランを打ってスカッする。格闘ゲームで相手を叩きのめしてスカッとする。シュミレーションゲームで相手を滅ぼしてスカッとする。
卓球の試合で相手をコテンパンにするのも、将棋で相手を打ち破るのも同じだ。
それは人間が本来持っている「戦いの喜び」の代償行為なのだ。
その人間の中でより動物に近い感覚を持つ人は、格闘技を志向し、実際の戦いに赴く。
なぜ、古来より格闘技は人気があるのか。大晦日、人の殴り合い、潰し合いを見るのか。
それは人間が動物であり、確実にその心の奥には「戦いの喜び」の炎がほの暗く燃え続けているからなのだ。
格闘技の試合で勝つ。
ケンカで相手を叩きのめす。
これがどれほどスカッとすることか。
細胞の一つ一つが燃え上がり、自らの遺伝子たちが、「生き残った喜び」に震えるのだ。
なにがイヤなのか。実は負けることがいやなのだ。力がない者は、「負け」を未然にふせぐため、平和を唱える。
もし、絶対的な力があれば、人間は戦いを志向するのだ。それは人類の歴史が証明している。
また、インターネットの掲示板もまた、それを証明している。
普段はおとなしく、とても喧嘩等はできない人、下手をすれば他人の目を見て話すこともできないような人でも、ネットの中では極めて攻撃的になったり、人を見下し、嘲笑したりする。それはなぜか。そこでは絶対の安全が保障されているからだ。
実生活で直接そんなことを言えば、相手のほうが腕力がある場合、その言葉相応の肉体的苦痛を加えられてしまうだろう。
しかし、ネット上では絶対安全だ。「やられるかもしれない」タガが外れたとき、人間の本質が現れる。
実生活で「平和」を志向する者が、絶対安全となれば「戦い」を志向する。
ネット上では決着は着きにくく、お互い後味は悪いはずなのに、ひとは戦いに赴いてしまう。
言っておくが、それを批判しているのではない。
それは、人間が「戦う喜び」を持つ生き物だということを証明する格好の例だと私は思うのだ。
戦わないのは、負ける恐れがあるから戦わないのだ。
自分の方が強い、もしくは自分は絶対安全、となれば、戦う喜びを求めて人は戦ってしまうのだ。
甲虫はどうであろうか。
より本能の部分が大きい昆虫であるカブト・クワガタには、明らかに戦う喜びは存在するだろう。
みなさんが飼う甲虫は、どんなときが一番生き生きしているであろうか。
そのひとつは交尾のとき、もうひとつは戦いのときではないだろうか。
勝利した後の雄叫びを上げる彼らの姿は美しい。喜びに満ちているように見える。
タランドゥスよ。
お前を戦わせる俺のことをお前は嫌いか。
鷹匠は鷹をとらえ、拘束し、調教し、無理に狩りを、戦いをさせる。
その鷹匠は鷹を虐待している、ともいえる。
しかし、戸川幸雄の動物小説を読むと、鷹匠は鷹匠なりに強く深く鷹を愛しているのだと思える。
タランドゥスよ、戦わせることを許せ。
そのかわり、お前にだけ痛い思いはさせないぞ。お前に穴が開いたとき、私もまた同じように手をはさませようぞ。
男が女を愛するとき、その愛し方はさまざまだ。私は私のやりかたでお前達を愛する。
他人が何と言おうとやりたいようにやる。
たった一度の人生なのだ。
他人に批判されてやめるようなら最初からやるな。だ。
こんなことを書いて、私は批判されるかもしれない。幸いまだやられておらず、(みんなありがとうね)今はこんなことを言っているが、いざ批判されたらカッとなってHP閉鎖したりして・・・・・。(言ってることとやってることが違うだろうが!!というみんなの声が聞こえる・・・・。)
おや、熱にうなされて、シンプルに行くはずがさらにどうでもいい話を長々と書いているぞ・・・・・・・・。
戦いの儀式に震えるタランドゥス。
しかし、そのパフォーマンスが命取りになる。
なんと、オオクワガタの先制攻撃!!タランドゥスにとって、最悪の展開だ。
下から胴体と脚を捉えられ、押し込まれる。
こうなっては力を発揮するのは難しい。
オオクワガタ1号、金星GET!!タランドゥスを場外葬。
これで6勝2敗1引き分けだ!!
オオクワガタ、強し!!
第10戦 VS アンデスの巨神兵・ヘラクレス・エクアトリアヌス
あしゅら 「ぎゃああああああああああ!!おのれグレート!!やってくれたな!!」
ブロッケン 「タランドゥスが敗れるとは・・・・!!残る高級外国産甲虫はヘラクレスをのこすのみ!!ドクター獣蔵、ヘラクレスの出撃の許可を!!」
ドクター獣蔵 「うぬう!!憎っくきグレーとマックスハートめが!!よし、許す!!
ヘラクレスの出撃を許可する!!いけい!!高級外国産甲虫・ヘラクレス・エクアトリアヌスよ!!」
グオオオオオオオオオオオン!!ババーーーーーーン!!チャラララ〜ジャーン!!
あしゅら 「す、すばらしい・・・・・」
ドクター獣蔵 「今までのどの外国産甲虫より強い。(ウソ)こいつをつかって今度こそオオクワガタにとどめをさすのじゃ!!」
ついに外国産甲虫との最後の戦いのときがきた!!
国産オオクワガタは本当に強いのか!?行け!!グレート!!国産虫の本当の強さを見せるのだ!!
今度こそシンプルに行こうと思う。
ヘラクレス・エクアトリアヌス。強い。
この小さなヘラクレスですらこの強さ。
実はホーペイより強いのだ。国産オオクワガタが勝てる可能性は低いといえる。
十番勝負、最後のゴングが鳴る!!
この戦いは激しい戦いになった。十番勝負の前半からこのくらい激しくやってくれれば盛り上がったんだが・・・・。
この調子で、動画3本分の激戦が続く。
互角、いや、押し気味でオオクワガタ1号、善戦!!
勝てる!!勝てるぞ!!この勝負!!
あと一歩で勝てそうだったが・・・・・。ヘラクレスが底力を発揮、巨神兵の破滅の槍・タイタン・ブラスターシザースが爆発。オオクワガタに逆転勝ち。
いや〜長かった・・・・・。
10000HIT記念企画、国産オオクワガタ国産裏番長十番勝負、これにて終了。
結果は10戦 6勝3敗1引き分け。
中にヘビー級の猛者が3匹も入っていることを考えれば上出来ではないか。
「カブえもん十番勝負」「マンディシャドウ十番勝負」と比べても、数段手強い対戦相手のラインナップであった。
マックスハート、グレート(1号)、ごくろうさま。よく戦った。かっこよかったぞ。
十番勝負結果
1番 VS ティティウスシロカブト 勝ち
2番 VS ギデオンヒメカブト 勝ち
3番 VS ケンタウルスオオカブト 勝ち
4番 VS ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ 勝ち
5番 VS ダールマンツヤクワガタ セレベス亜種 1勝1敗 引き分け
6番 VS アンタエウスオオクワガタ 勝ち
7番 VS ブケットフタマタクワガタ 負け
8番 VS ジャワコーカサスオオカブト 負け
9番 VS タランドゥス 勝ち
10番 VS ヘラクレス・エクアトリアヌス 負け
10戦6勝3敗1引き分け
結論:国産オオクワガタは強い。
同サイズの相手とのバトルなら、ほぼ最強。
とまあ、この結論についてはいろいろな意見もあるとは思うが、こうしておこう。
対戦相手に国産カブトムシ、ミヤマクワガタといった国産虫や、パラワンなどの外国産ヒラタを入れたい感じもあるが、それらとの戦いは本編で数多く行なわれているのでそっちを見て欲しい。いずれそのすべてを公開したいと思う。(ゆっくりね・・・・。なんか疲れた・・・・。)
それではみなさん、さようなら・・・・。ご愛顧に感謝。